診断が難しいし、そもそもお薬がない…

富山県によりますと、先月29日までの1週間に県内48の医療機関に報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり26.9人と、警報レベルの30人に迫っていました。

その後、年末年始に定点医療機関が休診した影響によって流行状況は過小評価され、1月5日までの1週間では13.82人に減少しました。

一方で、定点医療機関になっていない急患センターでは、年末年始の期間中、受診患者が殺到し、待ち時間が長時間になるなどひっ迫した状態だったといいます。

さらに…

堀地医院 堀地肇医師
「年末ぐらいから、せき止めがないって言ってて、今度インフルエンザの薬もないって言って。検査キットも、そろそろなくなったってよく言われるようになってきて。診断が難しいし、診断しても、そもそもお薬がないという状態でもう、なんか一気にね、医療の後進国状態ですよね」