これから冬にかけ、新型コロナの再拡大も心配ですが、もう1つ注意しなくてはならないのがインフルエンザです。
武本クリニック 武本祐院長
「今年の冬は流行が懸念される状況かなと感じています」
インフルエンザの感染者数は、新型コロナの流行以降少ない傾向ですが、今シーズンは流行すると見込まれています。
インフルエンザワクチンの供給量は十分といわれていて、米子市の武本クリニックでは、10月末ごろからの接種開始を予定しています。
ここで気になるのは、新型コロナワクチンとの接種間隔です。
武本クリニック 武本祐院長
「インフルエンザワクチンに関しましては、新型コロナワクチンと同時接種が可能ということにルールが変わった」
厚生労働省はこれまで、新型コロナワクチンは他のワクチンと2週間の接種間隔を空ける必要があるとしてきましたが、今年7月、インフルエンザワクチンについては同時接種が可能としました。
しかし…。
武本クリニック 武本祐院長
「仮に副反応が出た時に、どっちの副反応なんだと言われるとなかなか判断が難しかったりですとか。やはり同時接種のデータとしてはそこまで多くないと思いますので、そのあたりをどう考えるのかと」
一方、同時接種となると、病院側ではこんな心配が。
武本クリニック 武本祐院長
「ワクチンを針に入れた状態ですと、色等では区別がなかなかつきませんので、そのあたりが注意するところかなと思っています」
このクリニックでは、ミスを起こさないためには、時間や部屋を分けるなどの対策が必要として、同時接種を行うかは検討中です。
懸念される新型コロナとインフルエンザの同時流行。
かかりつけ医などと相談し、ワクチン接種の時期を計画したほうが良さそうです。
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