1月10日は「110番の日」です。宮城県内で緊急性のある110番通報は去年1年間で10万件を超えています。この110番通報の正しいかけ方を9日、大崎市の小学生が学びました。
鳴子警察署員:
「県内のどこから110番通報しても、仙台の通信指令室にかかる仕組みです」

大崎市の鳴子小学校で開かれた防犯教室には、全校児童47人が参加し、鳴子警察署の警察官が正しい110番通報の仕方について説明しました。
鳴子警察署員:
「何があったの、いつどこであったの、犯人はどんな人なのか、あなたの名前と住所は?」

このあと、県警音楽隊とカラーガード隊による演奏が披露されました。

5年生の児童:
「人の命などを優先して考えて、しっかり早く通報することが大切」
6年生の児童:
「110番通報するときは慌てないで正しい情報を警察に伝えればいい」

県警によりますと、県内で去年1年間に110番通報があった件数は、およそ12万5000件で、このうち、2万2000件が間違いやいたずらなどだったということです。