9日の日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に広い範囲で雪となっています。日本海で特に活発な雪雲が連なるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が9日午前中は東北南部を、午後は少し南下して北陸付近を指向するため、こうした地域では特に雪の量が増える見込みです。


10日(金)にはJPCZは不明瞭になる予想ですが、北日本の上空5500メートル付近には大雪をもたらす目安とされる氷点下36度前後の寒気が通過していくため、引き続き日本海側を中心に大雪となる所がある見込みです。