被災地の学校でも3学期が始まっていますが、地震の影響はまだ残り、校舎が使えず場所を変えて授業を行っている学校もあります。石川県輪島市の県立門前高校では、能登半島地震の影響で校舎の基礎部分に損傷が見つかったため、7日、近くの公民館で3学期がスタートしました。

門前高校では、生徒の安全面を考慮して、一時は直線距離で30キロほど離れた志賀町の志賀高校での授業も検討されました。

しかし、片道でおよそ2時間かかるなど反対意見も多かったことから、石川県が見直しを進めた結果、門前高校からおよそ100メートル離れた門前公民館が損傷していないことがわかり、利用することになりました。