新春恒例の仙台市消防出初め式が7日行われ、伝統のはしご乗りが披露されました。はしご乗りでは、初となる女性の乗り手が消防団の入団から2年半の歳月を経て本番の舞台に臨みました。

仙台市消防出初め式は、仙台市役所の新庁舎建て替えに伴い、今年は青葉山公園追廻地区で行われ、市消防局の職員や市内7つの消防団員らおよそ900人が参加しました。

大勢の観客が見守るなか行われたのが、市の無形民俗文化財に指定されているはしご乗り。消防団員が、7.2メートルのはしごを登って、火事場を探す所作を盛り込んだ様々な技を披露しました。

技が成功すると、観客からは大きな拍手や歓声があがっていました。

訪れた親子:
子ども「かっこよかったぶらさがって。落ちないのかって不安になった。落ちずにその状況を保てるということは素晴らしいことだと思った」
母親「今年初めてこどもを連れて見に来られて、本人も楽しみにしていたので連れてきてよかった」

そうしたなか、特別な思いできょうを迎えた人がいます。