6日、大分県内の経営者らおよそ500人が参加して新年祝賀互礼会が開かれました。各界のリーダーに今年の展望を聞きました。

県と大分市大分商工会議所が主催する新年祝賀互礼会が大分市内のホテルで開かれました。佐藤知事をはじめ、各団体の代表や企業の経営者らおよそ500人が一堂に会し、県経済の幕開けを祝いました。

(井口キャスター)「2025年の県経済が始動しました各界のリーダーたちは今年をどのように展望するのでしょうか。2025年のキーワードを聞きました」

(大分商工会議所・吉村恭彰会頭)「人口は増えない。減っていくというのを前提にいろいろ成長することを考えないといけない。AIを使えばもっと今やっている仕事を楽にできるし、短時間でできる人に頼らなくても企業として成長ができるそういう世界を作るためにも何らかの仕組みを導入していかないと難しい」

(日本銀行大分支店・安徳久仁理支店長)「今年はみんなで挑戦!ということで緩やかな物価上昇は続くと思うが、それが上回る賃上げに挑戦していただきたいですし、そのために経済に関わるすべての人がそれぞれの持ち場で挑戦を続けていくということだと思います。

日本銀行大分支店 安徳久仁理支店長 

(ツーリズムおおいた・和田久継会長)「今年は万博がありますし、宇佐神宮の鎮座1300年も。もっともっとそれぞれの地域の魅力を県内の人、県外の人に伝えていきたい

(連合大分・石本健二会長)「県内経済の好循環や人材流出防止のためにも適正な価格転嫁などを強化をして政労使がベクトルをひとつにして賃上げが当たり前の社会にしていきたい」

物価高や人手不足といった課題が山積する中で幕を開けた2025年。経済の好循環の実現が期待されます。