■自宅が監禁場所だったC(当時16)のその後
2000年秋、Cは埼玉県のアパートでひとり暮らしをしながら仕事をしていた。午前11時半、外出先から戻ってきたところで声をかけた。
記者「被害者の父親が裁判中に『一生かけて罪を償ってほしい』と言ったが、その言葉は今でも覚えているか?」
C「覚えています。いろいろ言われたというのは」
記者「自分の中でどのように受け止めているか?」
C「今はまだ自分自身の中で落ち着いていないし、こういうふうに生活していればその中で一生懸命やるとか。自分でどうやって生きようかとかそういうことを考えていますね」
Cは被害者の供養など償いに向けた行動はしておらず、今の生活で精いっぱいだと答えた。
週刊誌の報道によると、Cは2018年8月に埼玉県川口市で駐車トラブルとなった男性の肩を警棒で殴った上、ナイフで刺したとして殺人未遂の疑いで緊急逮捕された(『週刊新潮』2018年9月6日号)。
