“嵐の使者” 今季最強の “冬将軍”を 呼ぶ…
次の図は、年末の上空1500メートル付近の気温です。東シベリア付近は、平年より低い青色のエリアになっています。クリスマスを過ぎたころから、北極の寒気が東シベリアに流れ出したこともあり、ピーク時は、マイナス36℃くらいの寒気の流れ込みになりました。
ロシアのオイミャコンでは、12月27日に、今季初めて日最低気温マイナス50℃以下を観測、その後もマイナス50℃以下が続き、31日と1月1日はマイナス55℃以下を観測しました。

日本気象協会 tenki.jp によりますと「冬将軍」という言葉の由来は、イギリスの新聞が1812年のロシア戦役について「ナポレオンはGeneral Frost(厳寒将軍・霜将軍)に負けた」と報じたものが、日本では「冬将軍」と翻訳されたためともいわれています。
続いて3時間ごとの大雪と雨の動きをシミュレーションで見ていきます。