年の瀬が迫り、正月の食卓を彩る「おせち料理」作りが最盛期を迎えています。
安曇野市の和食店「草菴 温(そうあん・ゆたか)」では28日からおせち作りが本格的に始まりました。

重箱に40種を超える料理を並べるということで、従業員が総出で仕込みにあたります。
物価高の影響で食材の仕入れ値は全体で2割ほど上がっているものの、手作りにこだわることで販売価格はあまり上げないように努力しているということです。
■草菴 座間昭光(ざま・あきみつ)顧問
「いい年になってほしいと思いながら食べてほしい。縁起ものですから」
店ではおよそ500人前を仕込み、完成したおせちは大みそかに予約客に手渡されます。