「施設は必要」「そんなことはわかってます!」対策が示されず住民ら怒り

 住民の不安が高まる中、京都市は今年8月、小中学校の保護者向けに説明会を開催。議論は紛糾しました。

 (近くに住む小学生の保護者)
 「一番心配しているのはやっぱり登下校の時ですね。私たちが安心できる提案が何もないまま、『もう作ります』というのはちょっとおかしいんじゃないかな」
 (住民)「誰も納得していないのに、そんな無理やり税金を投入して、ここにその施設を作るんですか?京都市は」
 (京都市の職員)「我々としてはこの施設は京都市内に必要だと考えております」
 (住民)「そんなことは皆さんわかってます」
 京都市側からトラブルを防ぐ具体的な対策が示されないため住民もヒートアップします。

 (住民)「説明会は今日で最後にされて強行で建設を進めていかれるのか、ある程度住民が納得する説明ができるまで説明会を繰り返し開催してもらえるのか?」
 (京都市生活福祉課 村上文彦課長)「工事は工事として一定の時期に進めていきたいというふうには考えております」
 (住民)「もう建設は決定事項ですか?じゃあこの説明会いらないじゃないですか」