当初の予定地は“隣の市民が猛反発”で建設中止に

 そこで京都市は6年前、介護職員を配置できる救護施設を新たに建設することを計画。当初は京都市と向日市の境界となる場所を予定地に選んでいました。
 ところが計画について寝耳に水だった向日市民が猛反発。

 (近隣住民への説明会での住民の音声 2019年)
 「京都市はどないなっとんねん!ええかげんなこと言うとって!」
 「ちゃんと説明してください!」
 「ここにいる皆さんが納得できる形で、なぜあの場所が救護施設に適切な場所なのか教えてください」

 その後、ここでの建設は中止となりました。
 こうした紆余曲折を経て去年、Aさんの暮らす地域にある障がい者支援施設の敷地内が新たな予定地に決まりました。