救護施設は自立支援に不可欠…「最後のセーフティーネット」とも
救護施設とは身体や精神に障がいがあり1人で生活するのが困難な人たちが共同生活を送る施設のことです。掃除や作業をする時間も設けられていて、自立支援に不可欠な「最後のセーフティーネット」とも呼ばれています。

京都市では、下京区内で1人で生活するのが困難な人の生活をサポートする更生施設を運営していましたが、入所者の高齢化が進みバリアフリーに対応していないことが問題になっていました。

(京都市中央保護所 尾崎功治施設長(当時) 2019年取材)
「こちらがお風呂ですけれども、入口にも段差があり中に入るにも段差があって、浴槽もけっこうな高さがあります」
建物ができてから30年近く経ち老朽化が顕著になっていることもあり京都市はこの施設の廃止を決めました。