小池知事の、水害対策への“思い”とは

東京都 小池百合子知事:
これまで考えられなかったような災害が各地を襲っている。
歴史をひも解いてみると、徳川家康は利根川を東の方に持って行って、水の流れを変えるなどのいろんな工夫をしながら、江戸は発展を重ねたんですね。

約400年前、江戸の町を水害から守るため、工事により利根川の流れを変えた徳川家康。
大都市を守るため、地下河川化を計画する小池知事は、先人に共感する部分があるようで…。

東京都 小池百合子知事:
(地下河川化計画は)”令和の徳川家康”。
先人たちから学んで、危機管理というのは”最悪のことを考えよ”というのが一番の基本。最悪のことを考えながらベストを尽くしたい。

“防災への意識”は先人たちの工夫だけでなく、他にも影響を受けたものが…。

東京都 小池百合子知事:
小学校の時からガールスカウトをやっていて、モットーが「備えよ常に」です。「自分だけは大丈夫」だとみんな思っている。「我が家だけは大丈夫」だと思っているけど、最近の災害はあなたにかかってくるかもしれません、あなたの地域をみんなで守っていきましょうね、いざといったときにはこういう風に逃げましょうね、と。
残念ながらこれだけ災害が多い時代になりましたので、いろんな対策をしっかり講じていきたい。

(ひるおび 2024年12月24日放送より)