27日、年内最後となる定例会見に臨んだ達増拓也岩手県知事は、2025年、インバウンド対策の強化に取り組む考えを示しました。

年内最後の会見で記者から2025年の展望を問われた達増知事は次のように述べました。

(達増拓也岩手県知事)
「インバウンドが岩手に入ってくるという国際関係の展開を含めた海外展開が、地方創生を大きくけん引する力に来年なっていく」

岩手県内では、「みちのく潮風トレイル」が海外のメディアに取り上げられるなど注目されているといいます。

達増知事はこのような観光資源を活用したインバウンド対策が、宿泊や飲食など関連産業の雇用拡大、ひいては人口減少対策につながることに期待していて、2025年は海外でのトップセールスを推進する方針です。