すべての話題の先頭は『ファンが待ってくれているから』

 今回MBSは、実際に松本氏から話を聞いた芸能ジャーナリスト・中西正男さんを取材することができました。インタビューの裏側や、記事を読んだだけではわからない“アレコレ”を聞きました。

 (Qインタビューはいつ頃に行われたのですか?)
 (中西正男さん)「今月に入って、この1週間ぐらいのところでやらしてもらいました。いろんな方が来られていましたけど、インタビュースペースには必要最低限の人だけが入って」

 1時間半にわたって行われた松本氏への単独インタビュー。最初の印象は…

 「例えば痩せてはるとか、太ってはるとか髪の毛伸びてるとかではなく、いわゆるテレビで見るままの松本人志さんで来られました」

 「取材の部屋に入るなり、まずはということで、自分のことで迷惑をかけたりとか、要らぬストレスをかけてしまった方々におわびをすると。まずは話をする前に『そういうことを言うところから始めさせてもらっていいですか?』とは言っていました。まずそれを言わなかったら、こんな場は何にも成立せえへんと思ってたんやろうなと思いますね」

 (Q松本氏が一番力を入れて話していたことは?)
 「全部『ファンの人がほんまにいてくれはる』『ほんまに待ってくれてはるから』っていう、すべての話、すべての話題の先頭がそれというか。『なんでこんなこと思ったのかというと待ってくれてはる人がいるから』『なんでもういっぺん戻ろうかと思ったら、待ってくれてはる人がいるから』っていう、“ファンが待ってくれているから”というのが全部の動きの水脈というか根底に流れてるものとは感じましたね」