ケース(2)~「朝起きられない」~

===経緯===
1.朝起きることが難しくなる
2.はじめは体調不良だと考えていたが、怠けていると思い無理やり起こしていた
3.テレビ番組で娘と同じ症状を見かける
4.病院へいくと起立性調節障害と診断された

起立性調節障害とはー

精神科専門医 田中伸一郎氏によると、
成長の途中で自律神経系の働きが不完全なため起こると考えられている症状であり、体の問題(自律神経系の不調)なので、心の問題(怠け)ではないといいます。

Q:目に見えない不調を子どもが訴えた場合、あなたはどうしますか?

実際に娘が、電車に乗ると腹痛に襲われ、登校が難しかった経験をした生徒の方。
腹痛が仮病であると疑わなかったのかを問われるとー

高3娘の母・ももこママ(仮名):
先生から、元気そうに見えるけれど心はナイーブなのでお母様も育て方に気を付けてくださいと聞いていたので叱らない教育でやってきましたし、学校も叱らない方針だったので助かりました。

子ども一人ひとりによって不登校の原因や対応の仕方は様々であることを学びました。
そこで、多様化する学びの方法に注目し、子どもたちの”居場所づくり”の大切さについても見ていきました。