今夜はクリスマス・イブ、長野県松本市のケーキ店も、お客さんでにぎわいました。

(これ全部予約の?)
「予約です。受け渡しがスムーズにいくようにここ(冷蔵ケース)に入れて」

松本市梓川の「パティスリーミルティーユ」では、朝7時から、スタッフ5人でクリスマスケーキの準備に追われていました。

店主の逸見純さん:
「クリスマス前に週末があってそこでだいぶ出たので、例年と比べるとだいぶ楽です、きょうは」

この店では今年、クリスマス用に8種類のデコレーションケーキを用意。およそ400件の事前予約があったといい、イブの24日だけでも150個ほどを作ります。

店主 逸見純さん:
「楽しいですよ!お祭りです。年に一度のお祭りって感じですね!少しでもクリスマスの思い出作りのお手伝いが出来たらいいかなと思って」

「(予約の)ケーキはこちらになります。お待たせしました、気を付けてお持ちください」

午前9時のオープン後は次々と予約客が店を訪れ、ケーキを受け取っていました。

お客さん:
「ここでいつも、地元なので。家でゆっくり過ごしたい」
「毎回お願いしていて。子どももいるのですごく喜ばれます」
「和栗のモンブラン1つと、イチゴのショートケーキ1つで…」

近年は、物価高の影響もあり、ホールケーキではなく500円前後で買える小さいケーキをいくつか買う人も増えているといいます。

そのため、ショーケースの中にもクリスマスらしい装飾のカットケーキなどが並びました。

お客さん
「いつもホールケーキなんですけど、結局食べきれなかったりするので、今年は小さいのにしようって話し合って。子どもたちと楽しく過ごせたらいいなと思います」