「どんな味になるのか全く想像がつかない」やきそばを“in”するのは?

俵谷理瑶アナウンサー
「黒石にやってきました。こちらにちょっと変わった【#やきそば】があります。行ってみましょう」

伺ったのは、創業から54年の老舗食堂。黒石市にある【ドライブイン西十和田】です。今回のテーマ【#やきそば】はもちろんですが、もう1つの看板メニューが【ラーメンかつ丼セット】(1100円)。

地元の方々や、国内のみならず、外国からの観光客にも人気だそうです。こちらで腕を振るうのは、2代目の渡辺一央さん。

俵谷理瑶アナウンサー
「黒石も“やきそば文化”があり、おいしいお店がたくさんあるのですが、ここでしか食べられないやきそばがあります。渡辺さんお願いします!」
2代目店主 渡辺一央さん
「お待たせいたしました。【つけやきそば】(800円)です。やきそばをつゆの中に入れてお食べください。最初、焼きそばとして食べていただいてもいいですし、ご自由にお食べください」
俵谷理瑶アナウンサー
「とにかく具材が大きくていいですね」

まずは、やきそばだけでいただきます。
俵谷理瑶アナウンサー
「おいし~い!ソースにまろやかな酸味があって、これがキャベツや玉ねぎの甘みを引き立ててくれます。脂がしつこくなくて、すごく食べやすいです。具材がそれぞれ大きく切られているので、食べごたえがありますし、麺は中太麺モッチモチで、とにかく口いっぱいに頬張りたくなるような麺です」

2代目店主 渡辺一央さん
「うちは創業54年で昔から変わってないのですが、ちょっと現代風にアレンジをしてあります。食べやすいように味付けをして、注文をいただいてから茹でて、茹でたてを焼いて提供することにこだわっています」

具材はシンプルに玉ねぎ、キャベツ、豚肉の3種類。炒める段階で、野菜だけでも食べられるように味付けをしています。隠し味で、スープにも使う店の“命”とも言える“だし”で炒めることで味に深みが増します。ラーメン、うどん、そばにも使うベースの“だし”をやきそばに合うようアレンジを加えて作っているのだそうです。

渡辺さんこだわりのやきそばを、いよいよスープへ!
俵谷理瑶アナウンサー
「これが一緒になるとどんな味になるのか、全く想像がつかないですね。いただきます。焼きそばののどごしが良く、焼きそばの脂とスープが一緒になることでスープにもコクが生まれて、お互いがお互いを引き立て合っています。やきそばをつゆもあっさりとした味わいで、香ばしさや“だし”の香りがお互いを引き立て合って、いいバランスになっています」

ところで、【つけやきそば】が誕生したきっかけとは?
2代目店主 渡辺一央さん
「15年前に黒石で、やきそばで“町おこし”が始まって、各店で何かオリジナルメニューを出すことになり、うちではこの【つけやきそば】を作りました。やきそばを通じていろんな方が訪れるきっかけになってほしいなって思いがあります。この辺りは、十和田湖や八甲田など観光地がたくさん周りにありますが、素通りが多かったです。それを、“やきそばあるから寄る”となってくれたらいいなと思いました。黒石はやきそばが有名なので、盛り上がってほしいなと思います」

地元・黒石への思いが詰まった唯一無二の絶品やきそば。味わってみてはいかがですか?

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「#わっちタグ」2024年12月12日(木)放送回より
※掲載しているのは取材当時の情報ですので、変更となっている場合があります。


~店舗情報~
「ふくだ屋」
【住所】青森市小柳3丁目7-31
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】木曜日

「ドライブイン西十和田」
【住所】黒石市温湯長漕7-4
【営業時間】10:00~16:00
【定休日】水曜日