やきそばって“おやつ”ですか?主役にするには…

【やきそばカレー(チキンカツのせ)】はボリューム満点!!
俵谷理瑶アナウンサー
「うわー!すごいボリュームですね。やきそばとカレー、とにかく盛りがいいですね。そしてこのソースとカレーのいい香り」

まずは、やきそばだけいただきます。
俵谷理瑶アナウンサー
「甘めのソースと脂がよく絡んで、ほどよい旨みがあるので(味に)奥深さが感じられます。最高ですね。太めの麺がとにかくモッチモチ。ほどよい歯ごたえもあるので、満足感がありますね」

どういったこだわりがあるのでしょうか?
ふくだ屋・店主 福田信二さん
「やきそばのソースは、うま味・甘味・塩味の3つのほか、“えぐみ”をプラスしました。深い味わいが出るので」

俵谷理瑶アナウンサー
「“えぐみ”ってどうやって足すのですか?」
ふくだ屋・店主 福田信二さん
「それは内緒でお願いします!」

企業秘密、ということでしたが…
ふくだ屋・店主 福田信二さん
「“えぐみ”にプラスして、かつおだしを加えています。いろいろ試してみて、かつおだしが一番相性が良くて、さらに旨みが倍増する感じ。太麺の麺を探すときに、固めで口に食感が残る麺を探してこの麺にしました」

麺自体にも少し味がついていて、ソースもウスターソースがちょっと多めで、しょっぱくならないように作っているそうです。

続いて、カレーと絡めていただきます。
俵谷理瑶アナウンサー
「焼きそばのほどよい甘~いタレと、このソースの香りにカレーの刺激が追加されて最高です。カレーの辛さは中辛ぐらいですかね。そこまで辛さがガツンとくるわけではなく、とにかく食欲をそそる辛さです」

どういったこだわりがあるのでしょうか?
ふくだ屋 福田美奈子さん
「クミンとカルダモンとブラックペッパーがちょっと多めに入っています。玉ねぎをたくさん入れて、濃厚にしてあります」

このほか、魚介の旨みが効いた【特製やきそば】(中2玉・600円)も人気です。ベースの味付けが変わるので、ふくだ屋では、2種類の味付けのやきそばを食べることができます。


青森のやきそば文化の発祥は終戦直後。市内の中心部を流れる『堤川』沿いにあった屋台とされています。麺が伸びにくいことから、漁師に人気があったのだとか。
ふくだ屋・店主 福田信二さん
「青森市内では“やきそば文化”が根強いが、まだまだ認知度が低くて、おやつ感覚で食べることが多いので、やきそばを主役にして“これを食べたらもうあとは食べられない”というやきそばにしたかったです。だから、とんかつとかチキンカツとかカレーと合わせて、“ほかにはないやきそば”という思いで、いつもお客さんの反応を見て、楽しんで作っています」

やきそばへの熱い思いと、おもてなしの心、そして、豊富なメニューが魅力の【ふくだ屋】。皆さんも訪れてみては?
続いては、黒石市の個性的なアレンジやきそばを紹介します!【黒石つゆやきそば】とも違うユニークなやきそばです。