夢は「サムライになって日本人女性と結婚する」両方叶えた!

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ユーモアあふれるキリティさん。本業はフリーのジャーナリストです。「寿司職人の仕事ぶり」や「着物作り」など日本の伝統文化をビデオカメラで記録し、母国ハンガリーのテレビ番組で紹介しています。

(キリティ・ジョルトさん)
「日本の歴史に興味があるんじゃなくて、日本の歴史を詳しく知っている日本人に興味がある。その日本人の話を聞きたくなる。その人から日本の歴史を勉強すれば完璧でしょ」

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そもそもキリティさんはなぜ日本に、そして哲多町にやってきたのでしょうか。日本に興味を持ったのは7歳の時。黒澤明監督の映画「7人の侍」で、侍たちの勇ましい姿を見たことがきっかけでした。

(キリティ・ジョルトさん)
「お母さんにも言った。私大きくなったらサムライになる。着物を着た日本の女性と結婚する」

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夢は「サムライになること」。空手を極めればサムライに近づけるのではと考え、29歳の時に一念発起し、空手発祥の地、沖縄に移住。3年間、修行に明け暮れ、師匠からお墨付きをもらいました。

その後東京・八王子で陽子さんと出会い、結婚【画像⑨】。少年時代のもう一つの夢も叶えました。

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(キリティ・ジョルトさん)
「声をかけた一か月後には結婚した。サムライになったし、着物を着ている日本の女性と結婚したし。はい終わりです。後は私はもう子育てに入っているだけです」