戦後最短で衆議院が解散  オール沖縄VS自公



裏金問題の実態究明が進まないまま、内閣発足直後に石破総理が「解散のカード」を切り、衆院選に突入します。

前回の衆院選は4つの選挙区で、2議席を分けた自公勢力とオール沖縄勢力。注目はこの構図に変化が生じるのか。

自公勢力は県議選の勢いそのままにと「経済政策」を全面にアピール。

オール沖縄勢力の候補者にも、普天間基地の辺野古移設反対だけでなく「経済政策」を押し出す場面が見られました。

投票の結果、オール沖縄勢力と自公勢力は改選前と同じ、2議席を分け合い拮抗が続くことに。

自公勢力は県議選同様、経済政策を全面に押し出すも、全国的な裏金問題の逆風を払拭しきれなかったという課題が残りました。

またオール沖縄にも課題が。特に4区では候補者の1本化を図る選考過程で、共闘していたれいわ新選組が分裂。金城徹さん落選の大きな要因になりました。

れいわ新選組から出馬した山川さんは比例復活で当選。オール沖縄にひずみを生みました。