そもそも「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とは

13年前の2011年3月9日には、M7.3の「先発地震」が発生。その2日後、「後発地震」となるM9.0の東日本大震災が発生しました。この地震を教訓とするものが、北海道・三陸沖後発地震注意情報です。

では、具体的にはどのような情報なのでしょうか。

■発表条件
北海道の根室沖から岩手県の三陸沖にかけての巨大地震の想定震源域やその周辺で、マグニチュード7クラス以上の地震が起きた際に発表されます。

■対象地域
対象は、北海道から千葉県にかけての182市町村で宮城県は35全ての市町村です。

■期間
注意を呼びかける期間は、発表から1週間です。

つまり、「千島海溝」と「日本海溝」を震源とするマグニチュード7クラスの地震が発生した際に、さらに巨大な「後発地震」への注意を呼びかけるものです。