11月17日、山口県下松市の笠戸湾で、船どうしが衝突し、プレジャーボートに乗っていた3人が死亡する事故がありました。根強い人気の海のレジャーですが、海の上には、さまざまな危険が潜んでいます。その危険とはどんなものか、その対策と命を守るための第一歩となる救命胴衣の正しい着用方法を専門家に聞きました。

先月17日、午前5時半すぎ。下松市の笠戸湾で、4人が乗るプレジャーボートが船と衝突。プレジャーボートは衝突した場所からおよそ1キロ先で沈没し、3人が死亡しました。3人の死因はいずれも水死でした。
もう一方の船は台船を引くタグボートで、台船とロープにプレジャーボートと衝突したような傷が残っていたということです。
プレジャーボートは船釣りのために周南市大島の居守港を出港。タグボートは船の鋼材400トンを載せた台船を引いて香川県から航行していました。
港にいた人
「近くであんな事故があると思ってなかったし船の通りは結構多い、造船所もあるし」
港にいた人
「俺らが昼に出るときにねああいう引き船が、夜出会ったら危ないのぉという感じはあるね」