元従業員「おかしいと感じていた」 違和感あった“破産の予兆”
熊崎キャスター:
破産の“予兆”はなかったのでしょうか。

11月、20代の大学生は30万円コースを希望しましたが、70万円コースを猛プッシュされました。従業員から「この値段は今日までです!」と言われたといいます。
別の20代大学生の利用者によると、「予約が取りにくいのに行ってみたら店内は空いていた。今まであったウォーターサーバーがなくなっていた」とのことですが、破産を予兆するのは難しいかと思います。
8月から札幌市内の店舗で働いていたという従業員は「おかしいなと感じていた」部分もあったそうです。

10日に解雇された従業員
「(9日)施術部屋に全員集められて、1個のタブレットをみんなで見る感じで。そこで『破産手続き開始しました。本日付けで全従業員を解雇いたします』と聞かされて。
責任者から聞いていたのは、『今週末にオーナーが決まるか、倒産するかが決まるからそれまでは待っていて欲しい』というような内容だった。それよりも早く解雇を言い渡されてしまって、本当に従業員もびっくりしています」
破産の予兆については…

10日に解雇された従業員
「(これまでに)解雇についての連絡は本当に一切なくて、ただ従業員の間ではカウンセリングを停止したりだとか、『追加でコースをやらないか?』という声かけを患者様にしていたんですけど、『そういう声かけも一切するな』ということがあったので、おかしいなとは思っていた。でも現場には経営がどうだとかという話は一切、下りてきてはいなかったです」

熊崎キャスター:
8月から働いていた従業員が同僚に聞いた話だと、5月に店長から減給・皆勤手当の廃止や、お弁当支給の廃止などの通達があったということです。
そして、12月にはシステム障害を理由に新規カウンセリングやコース延長の声かけを中止していたということです。