133年前の河童伝説

神社には、ほかにも語り継がれている話が…それは河童伝説です。

(潮嶽神社 佐師正朗宮司)
「川を渡るちょっと下流の方ですが、そこが舞台」

今から133年前の明治24年、村で一番強かった男が、この神社の近くで「河童」と相撲をとりました。

そのとき、河童との勝負はつかなかったそうなんですが、男が帰宅すると異変が…

(潮嶽神社 佐師正朗宮司)
「家に帰ったところ、家を揺さぶるし、とても休めないということで、お祓いに行ってようやくおさまった」

そのお祓いをしたのが、佐師正朗宮司の祖父なのだそうです。

この逸話は都城市の怪談作家、久田樹生さんの最新作、「宮崎怪談」に掲載。
神社に伝わる伝説が本に載ったことについて佐師宮司は…

(潮嶽神社 佐師正朗宮司)
「ありがたいことだと思います。伝承として大切に受けついでいかないといけないと思っています。また、これを本にしていただいて、また後世に受け継いでほしい」