宮崎県内の心霊スポットや怪奇現象にまつわる話がまとめられた本に注目します。
この本を執筆したのは、都城市出身の怪談作家の男性です。
一体、どんな内容となっているのか、そして、本に込められた作家の思いを取材しました。

無責任にオカルトをはきだすと、本として格が下がる

「トンネル内でこの世の者ではない姿を見たり、火の玉を見たりなど、異様な現象は枚挙に暇がない」(「宮崎怪談」久田樹生 著:竹書房怪談文庫より)

10月に発売されたご当地怪談集「宮崎怪談」。
作者は、日本各地に伝わる怪談の執筆やホラー映画のノベライズをてがける都城市出身の怪談作家、久田樹生さん(52歳)です。

(作家 久田樹生さん)
「無責任にオカルトをはきだすと、本として格が下がる。今回の本は、こういう噂だけど、違うのではないかというのをきちんと書いた。宮崎県へのリスペクトである」

「宮崎怪談」には、全国でも有名な県内の心霊スポットやさまざまな怪奇現象にまつわる話がまとめられています。

そこで、取材班は本の中で紹介されている日南市の神社を訪れました。
地元で語り継がれてきた伝説とは…