福島県や、県内の多くの市町村で10日、冬のボーナスが支給され、県職員の平均支給額は、3年連続で増額となりました。
10日にボーナスが支給されたのは、県職員と、前倒しで支給を行った8つの市を除く県内51市町村の職員です。
このうち、県の一般職の平均支給額は78万625円で、前の年と比べて1万7974円増えました。また、内堀知事は320万5950円、県議会議員が201万5862円で、いずれも前の年より増えています。
これは、人事委員会の勧告をもとに条例を改正し、支給率が引き上げられたことによるもので、県職員の平均支給額は3年連続で増額しています。
一方、「とうほう地域総合研究所」によりますと、福島県内の民間企業の冬のボーナスの推計額は、1人あたり36万1522円で、前年を3.6%上回り、2年ぶりの増加となる見通しです。物価上昇に対する家計への支援の動きが増加の主な要因とみられています。