■青が短いワケに迫った!
県警交通規制課 高橋邦弥次長:
「短く感じると思うが、この交差点は他の交差点や車の交通量を勘案して、信号機の長さを設定しているので」

警察はこの信号機の青信号の長さを公表していませんが、様々な時間帯で計測してみると、差はあるものの、青信号の時間は▼5秒から▼9秒ほどでした。短くせざるを得ない理由があるといいます。

県警交通規制課 高橋邦弥次長:
「昭和市電通りを走る車、長町方面に行く車と仙台駅方面に来る車、それから4号線から昭和市電通りに入ってくる車、その交通量が非常に多いので、わき道から出てくる信号機を長くしてしまうと、メインとなる道路に影響を及ぼしてしまう。どうしても優先度が低い道路になってしまう」

大通りの渋滞を招かないために、わき道から出る信号が短く設定されていたのです。
さらに、このわき道は、朝や夕方の混雑時に抜け道として使う人も多いのですが、主にこの地域に住む人たちが使う生活道路で、子どもたちの通学路にもなっているため、警察では、できる限り車は大通りを使ってほしいとしています。
今回の取材で、青信号の時間はその交差点だけでなく、周囲の道路状況など様々なことを考慮して決められていることがわかりました。

















