白谷工房 中村建治代表
「家を解体したりだとか、あとは建築現場で出た端材、あとは家具を作られた後に残った木だとかそういう捨てられるはずだった木を再利用して使っています。捨てられるはずだった木が作品になった時に本当にきれいにまた皆さんの手に届けられる喜びがありますね」
この日、中村さんが訪れたのは廃校となった小学校。
目的は、「古い床板」。
寄木細工として使用するため、もらいうけることになっていました。

実は、中村さんはこの小学校の卒業生でもあります。
白谷工房 中村建治代表
「すごく懐かしいですね。実際自分が毎日通って踏んでいた板が新たな形になって皆さんの手元に届くっていうのは、すごく感慨深いです」
長年雨や風に耐えてきた木には、切りたての木材にはない味わい深さがあります。