白谷工房 中村建治代表
「もともとは18歳から約20年間建築大工をしていました。」

そう、中村さんは元大工さん!
一体なぜ、寄木細工に興味を持ったのでしょうか?

白谷工房 中村建治代表
「大工をしているとき、家を解体した木だとかあとは現場で出る短い木が産業廃棄物として捨てられる、それがすごくもったいないという思いをずっと持っていまして。ある時に寄木細工を作っているテレビ番組を見て、それから少しずつ真似するようになって、それがきっかけですね」

白谷工房の材料置き場に案内してもらうと…

中村さん「こちらが材料です」
記者「何種類くらいあるんですか?」
中村さん「多分25種類はあると思います。例えばこれはスギ、これはケヤキですね。この辺はサクラだとかクリとか」

そこに並ぶのは、全て「廃材」です。