白谷工房 中村建治代表
「節はそのまま使いますし、虫食いのところも。なるべく捨てないようにしてます」

白谷工房では材料の選別をしません。
節や虫食いの穴、時とともに朽ちた部分も自然が作り出した表情。
作品に取り入れることで、より個性が際立ちます。

中村さんたちの手によって、捨てられるはずだった木に命が吹き込まれていきます。

中村さんが一人で始めた工房には、今では5人の職人が在籍しています。
2年前に工房の門をたたいた浦部さんも、寄木細工の魅力に心を奪われた1人。