(山下愛子さん)「みなさん温かい人ばかりで、実家のような場所」
毎回活動に参加している指宿市の山下愛子さん(45)と息子の瑠くん(8)です。

愛子さんは瑠くんが生後10か月の頃に夫をがんで亡くし、現在は瑠くんを一人で育てています。
瑠くんは右手の中指を欠損して生まれました。

また、重い心臓病を患っていて、これまでに7回の手術を乗り越えましたが、現在も毎晩、チューブをつけての酸素吸入などのケアが必要です。

精神的にも経済的にも負担を抱える中、子ども食堂が心の支えになったと話します。

(山下愛子さん)「(初めて来た時は)いろいろなことに悩んでいる時期でもあったので、スタッフのみなさんに話を聞いてもらい、いろいろな人と交流した。本人(瑠くん)の社会経験や成長につながるので、楽しみながらお世話になっていこうと思う」