全国平均価格は

レギュラーガソリン全国平均価格のグラフです。

本来の価格は1リットルあたり180円台~200円台で推移していましたが、補助金で押し下げて、175円程度に抑えられていました。

しかし、今月19日から5円程度、来年1月16日から5円程度補助金が縮小されるので、平均小売価格は180円~185円程度になると見られています。

ガソリン価格は「二重課税」約4割が税金

では、そもそもガソリン価格の内訳はどうなっているのでしょうか。本体価格に「ガソリン税」が53.8円。「石油石炭税」が2.04円。「温暖化対策税」が0.76円加算されています。

その合計金額に対して10%の消費税がかかります。

つまり、税金に対して税金がかかっている「二重課税の状態」です。

福岡県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は174.3円なので、本体価格は101.9円。
つまり、約4割が税金ということになります。

ガソリン税を詳しく見てみると、「揮発油税」と「地方揮発油税」が合わせて28.7円。
そこに「暫定税率」25.1円が上乗せされています。