観測の注意点&撮影のコツ
防寒対策、そしてトイレの対策は必要ですが、それ以外では・・・。
1)目を暗がりに慣らすために最低15分は粘りましょう。
2)イスや寝袋などを準備すると便利です。
3)写真を撮る方は、絞りは開放、ISO1600~3200、シャッタースピードを15秒~30秒ぐらいに設定しましょう。流星はあっという間に流れます。予測するのは難しいので、連写やインターバル撮影でチャンスを稼ぎましょう。
スマートフォンで流星を撮影するときは・・・
1)『三脚とホルダー』を使って手ブレを防ぎましょう。
2)『動画撮影』にチャレンジするときは、電池の消耗が激しいので『充電済み』で『モバイルバッテリー』を準備し、『スマホ内の空き容量』を確保しておきましょう。
3)iPhoneでもアンドロイドでも『星空撮影用のアプリ』が各種あります。有料のものもありますが、専用のアプリで好みのものを探しておくといいでしょう。
また、星座観察用のアプリもあります。ふたご座の位置確認に使えます。
《極大期》は月明かりの影響が・・・
『月の満ち欠け』と『ふたご座流星群』の出現時期をまとめました。
『月』は12月1日(日)が新月で、15日(日)が満月です。
流星数は《極大期》にかけて徐々に増えていきますが、残念なことに、月明かりの影響が増してくるでしょう。
極大期が満月直前で条件的にはあまり良くありませんが、『ふたご座流星群』は明るい流星も多く流れるため、国立天文台は『月明かりに負けない明るい流れ星を観察しよう』『東京付近でも極大期には、1時間に約40個期待できる』としています。