便利なお掃除アイテムが続々登場する中、“汚れたら捨てる”掃除グッズが注目を集めています。

“かゆいところに手が届く”掃除グッズ

師走の大掃除シーズン。
ホームセンター『カインズ』浦和美園店(さいたま市)では、すでに「年末のお掃除コーナー」ができています。

人気商品の1つは「立つほうきロング」(1280円)

一見、裾がスカートのAラインのように広がった長さ1mほどの棒ですが、使う時に裾先からブラシが出せる仕組み。

ブラシをしまえば、縦置きできてコンパクト。見える所においても気にならないデザインがウケているといいます。

「ワイヤーフレームカーペットクリーナー」(698円)は、カバーがないタイプの粘着クリーナー。

持ち手がワイヤーでできていて先端が「くの字」に曲がっているので、床に置いても壁にかけても、触れるのはワイヤー部分だけ!
テープが浮くようになっているので、粘着が汚れません。
いちいちカバーを外さなくても、サッと使えるのが人気のポイントです。

小さくしたら大ヒット“使い捨てスポンジ”

中でも爆売れしているというのが、「毎日とりかえスポンジ」(30枚入り・298円)
5月の発売以降、半年で10万個以上も売り上げたキッチンスポンジで、日経トレンディ「2024年ヒット商品」の1つにも選ばれています。

大きなブロック状のスポンジが小さく切り分けられるようになっていて、
1枚が縦約11cm×横約5cm×厚さ約1.2cmと“小さめサイズ”
ミシン目が入っているので、用途に合わせて厚さの調整が可能で、“1回ずつ使い捨て出来る”タイプのスポンジです。

1枚あたりのお値段は10円。使い心地はどうなのでしょうか?
キッチンの汚れが気になるという40代の主婦、波季弥緒南さんに使ってみてもらいました。
まずは油汚れのひどい鍋を洗い、そのままシンク回りを掃除し、洗わず捨てるだけ。

波季さん:
「はじめは薄っぺらくてあまり良いイメージはなかったけど、いくら使ってもよれない。いいです」