およそ1か月間の練習の成果は…!「アロハの心」には未知の可能性
♪レッツフラ♪星が出るまで踊ろレッツフラ♪

少し緊張の面持ちですが、練習を思い出しながら一生懸命踊ります。
そして最後は・・・

しーちゃんがクルッと回って決めポーズ!見事決まりました!
およそ1か月間の練習の成果を出し切りました。
町支春風さん(2年)
「緊張しましたけど自分の中では結構いい感じなのかなと思いました」
(Q:しーちゃんどうだった?)
「すごかったです最後に回ると思ってなかったので」

山中美樹先生
「感動しました。一番最初の練習のときは舞台で腰は引けるし顔は下を向いてるっていうしーちゃんの姿をずっと見てたので、最後のポーズがピタッと決まったときもう感動で泣いてしまいました。舞台袖で。ホント、生徒たちの頑張りのたまものです。たくさん拍手を送りたいと思います。町支さんよく引っ張ってくれたね」

周りの仲間たちも、これまで保ってきた緊張の糸が切れて気持ちがあふれたのか、涙もあふれてきました。

しーちゃんの目も少し赤くなっていました。
しーちゃん(藤井美音さん)の母・由香さん
「いろいろ障害の特性もありながら練習してステージでみんなの前で発表できて、すごく感動しました」
佐伯直哉さんの母・純子さん
「じっとするのもどっちかというと苦手なので、本人の実力以上というかのものを見せて頂くことができたかなと思いました。私たちが思ってる以上にもしかしたら可能性というかもあるのかなというふうに思えた瞬間というか」
森元有美先生
「フラを楽しむことはどこでも同じだと思っているので、同じように私が教えてもらったことを、同じようにこの子たちにも伝えるし、そしたらホントにちゃんと受け取ってくれるので。障害がある子とか障害がない子とかかかわらずに楽しんでくれて、その楽しみをこの子たちがいろんな人に伝えてくれるので、それがフラのすごさなのかなと」

フラが3人にもたらした喜びとささやかな進歩。アロハの心は未知の可能性を引き出してくれるのかもしれません。