呉市や東広島市など県内8つの市と町が合同で自慢のグルメを販売するイベントが初めて東京で開催されました。

行列ができたのは、東京・銀座にある広島県のアンテナショップ、タウです。開店前から並ぶ人もいたということですが、そのお目当てはカレーうどん。
戦艦大和の「カレイ」に和風だしを加え、これまた呉名物のがんすを載せた細うどんの一品です。
SNSで話題のコワモテ料理長こと、クレイトンベイホテルの鷹林勲(たかばやしいさお)料理長が自ら厨房に立ち、客の記念写真撮影にも応じていました。

この取り組みは呉市など8つの市と町で構成する連携中枢都市圏=「広島中央∞(エイト)」が初めて東京で実施したグルメイベントです。
※広島中央∞
(呉市・竹原市・東広島市・江田島市・海田町・熊野町・坂町・大崎上島町)

これまでタウで常設販売されていなかった20あまりの商品が7日間にわたって店頭に並びました。大崎下島産レモンを使ったタルトなど生産者による試食販売も行われ、首都圏での知名度アップに勤しんでいました。

大崎下島のパティシエ 山本文香さん
「なかなかこういった機会もないので新鮮な気持ちで、色ん人とお話ができたりしていい勉強になっています」

呉市商工振興課 新田勉さん
「まだ隠れた名産がありますのでこれをきっかけに首都圏とかさらなるところに広めていきたい」

広島中央∞(エイト)では今後も8つの市と町が連携して魅力をPRしていきたいとしています。
※イベントは11月27日~12月3日