河村市長の後継として名古屋市の“かじ取り”を担う広沢新市長。
議会多数派との対立も引き継いだ中、公約は実現できるのか。5日は議会との初対決でした。

(名古屋市 広沢一郎市長:11月10日)
「丸ごと河村たかし前市長の政策を引き継ぐ」

15年続いた河村市政の「継承」を掲げる広沢一郎市長。
しかし市議会の顔ぶれは、自民・公明・民主、主要会派のいずれも選挙では対立候補を推していた、いわば「抵抗勢力」。
市長の公約は実現できるのか、注目の議会は?

5日の本会議では初めて議員側から各公約に対する質問が。
まず注目は一丁目一番地の「市民税減税10%」。
河村市政のスタート時も減税幅は10%。

しかし反対する議会をリコールし、出直し市長選で勝ったものの減税幅を「5%」に減らしたいきさつが。
広沢市長は、これをもう一度10%に引き上げる方針ですが…。