地域の食文化を学ぼうと、山口県長門市の中学生が5日、クジラ料理に挑戦しました。



長門市の日置中学校の1年生14人が、地域の女性グループと一緒にクジラ肉を使ったカツカレー作りに挑戦しました。

使われたのは「ニタリクジラの赤身」と「イワシクジラの皮」です。

肉を切りパン粉をまぶすなどして、クジラのカツを仕上げていきました。

かつて古式捕鯨が盛んだった長門市の食文化を伝えていこうと「長門大津くじら食文化を継承する会」が企画しました。

クジラの皮はとろみがつくまで煮込んでいました。



およそ1時間半かけて出来上がり。全員でクジラの肉を味わいました。

生徒
「ちょうどいい固さだったし、食べやすくてとてもおいしかったです」
「自分でも知識が身についたので、これからも続けていくことができたらうれしいなと思いました」

ふだん味わうことの少ないクジラ肉を堪能したようでした。