40年以上団地に住む人は「地下水と聞いていて安心かなと思っていた」

(大石アンカーマン)
「団地内で一際目立つ建物が給水塔です。約2100世帯に、ここから水道水を送っています」
岩倉市2万3000世帯は地下水と県の水道を使っていますが、今回、目標値に極めて近いPFASが検出されたのは、地下水のみを使う東部の岩倉団地地区。
世帯数は市全体の1割に上ります。

(岩倉団地自治会 副会長 塚本秋雄さん)「飲み水だし、ご飯を炊くし」
(妻の美津江さん)「よく水を買ってくる方もいますが、ご飯炊く用とか。うちは全部水道水でやっちゃいます」
元市会議員で自治会の副会長も務める塚本秋雄さん夫婦。
40年以上、この団地に住んでいます。

(美津江さん)
「びっくりですよね。団地の水は地下水と聞いていて安心かなと思っていた」
(塚本秋雄さん)
「どこかで原因を見つけられれば対策が打てるのかなと。血液検査などをしていただいて、問題ないかどうかということも、国なり県の方でやっていただければ一番いいのかなと。そういう安心ができるような材料や行動があればいいのかなと思う」