(大石邦彦アンカーマン)
「愛知県岩倉市の岩倉団地に来ています。約2100世帯の暮らしを支える水道水からPFASが検出されました。皆さんの受け止めはどうなんでしょうか?」

岩倉市では、ことし5月から9月にかけて行われた全国調査で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物、PFASが一部地域で国の目標値に近い数値で検出されました。
問題の地域に住む住民は…。
(住民)
「水道水を飲んでいる。岩倉の水はいい感じで臭みも全然ない」
「対策も何も飲まなきゃ生きていけない。買うには高いし」
国の目標値は1リットルあたり50ナノグラム。
岩倉市は、それを下回ったとはいえ49ナノグラムとギリギリの値です。
(住民)
「入居を決めた後で、そういうニュースを見て。不安はあるんですけど決めちゃったし…。浄水器とかつけようかなと」
近隣の飲食店でも。
(近隣の飲食店)
「お客様には天然水のウオーターサーバーで飲んでいただいていますが…。万が一飲むと不安はありますよね。(調理に使う水を)沸騰したらいいのかなどはありますね」