チャーシュー1本300円
2つ目は、静岡市駿河区にあるラーメン店「麺ミナミ」の「脂身1本チャーシュー」。
その名の通り、脂身たっぷりのチャーシューがどーんと1本。ラーメンの丼ぶりからはみ出すほどの大きさで、1本300円だ。

望月さんによると、同店はあっさりしたラーメンが売り。店主の深澤さんは「二日酔いの日にも食べられるラーメン」を追究しているという。「店で出すチャーシューからも脂身を削いだ結果、この脂身1本チャーシューが生まれたそう」と望月さん。
深澤さんは当初、脂身を自宅に持ち帰って食べていたというが、食べきれなくなり、客に低価格で販売することを思いついたという。

脂身1本チャーシューを前に、松下アナウンサーは「僕の顔より大きいかも。脂身だけでなく、裏側にはしっかりお肉がある」と驚き、「噛むと脂の旨みが口の中にじゅわーっと広がる」と味わっていた。
望月さんは「このチャーシューでチャーハンを作ると子どもに大好評。ミナミのチャーハンはうまい!と言うので、ミナミのじゃなくて、うちのチャーハンだよと言うんです」と笑い、「ネギとポン酢をかけて食べるのもおすすめ」と付け加えた。
同店は食券を買って注文する仕組みだが、「脂身1本チャーシュー」は口頭で注文し、現金で支払う。1日8本限定。調理に3日かかるため、1本もない日もある。