流行語「裏金問題」がトップ10入り

小川彩佳キャスター:
代表質問が行われて、与党が過半数割れとなった衆院選後初の本格論戦が行われたわけですけれども、今後の議論の焦点の1つが「政治とカネ」ですね。「裏金問題」も流行語大賞に選ばれました。今後どうなっていくのか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
論点は3つありまして、政治資金をチェックする「第三者機関の設置」、幹事長に10億円とか渡されていた「政策活動費の廃止」、それから「企業・団体献金の禁止」なんですが、どうやら「第三者機関の設置」と「政策活動費の廃止」は今国会で歩み寄るのではないかというふうになってきました。

ただ「企業・団体献金の禁止」については与野党も隔たり大きいので、2025年の通常国会ということで、2025年は夏に参議院選挙がありますので、参議院選挙の前までに合意ができるのかできないのかが2025年の焦点になってくると思いますね。