■「それ以外のものはない」の発言にもかかわらず…
山際氏をめぐっては・・・
山際大臣会見(8月25日)
「報道に出ているものを見る限り、私が出席したと考えるのは自然だと思います」
2016年にネパールで開催された関連団体の会議に出席していたことをメディアに追及され認めるなど、教団との関係が度々指摘されていました。
自民党の調査発表後、山際氏は・・・
山際大臣会見(9月9日)
「把握できたものを全て書かせていただきました。それ以外のものはございません」
しかし、またも発覚した旧統一教会との関係。
山際氏は事務所の資料の多くは1年で処分しているため、過去に出席した会合を確認できない状態だと説明しました。
山際大臣会見(9月20日午前)
「このようなことを繰り返さないためにも、今後改善すべき点は改善してまいりたいと考えております。また新たなご指摘等ありましたら、速やかに対応はしたいと考えております」
■党内からは臨時国会を危ぶむ声も
自民党内からは、10月に召集される臨時国会での野党側の追及に山際大臣が耐えられるのか危ぶむ声もあがっています。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏
「政権与党の、岸田総理を含めて“何やってるんだ”っていう、もう怒りに近い感情が出ている。臨時国会の野党の攻勢に先駆けて、自主的な辞任を求める。山際さんに辞めてもらうという動きに出るかもしれません」
9月20日、自民党の茂木幹事長は時期を見て追加で報告結果を公表する方針を示しました。