拡大する被害 新たな手口も確認され…

広島銀行によりますと、27日午後8時の時点で被害額は少なくとも4000万円以上に拡大しています。また、ショートメールだけではなく、「お取引確認の必要がございます」といった偽の電子メールも、送信され続けていることが新たにわかりました。
記載されているリンクを開くと、広島銀行のネットバンキングを装った、本物そっくりの偽のサイトが現れるといいます。
ショートメッセージの手口と同様、契約者番号や口座番号、パスワードなどを入力して送信させることで、口座の情報を入手し、貯金などを引き出すことが目的だとみられています。
広島銀行は、「当行からのショートメールや電子メールを通して、インターネットバンキングの入力画面を案内することはありません」と注意を呼びかけています。