24年は春の凍霜害もなく豊作も期待されたリンゴ。しかし、収穫量は期待していたほどではないと言います。猛暑の影響なのか?旬を迎えたリンゴの現状を取材しました。
長野市の「アグリながぬま」では、旬を迎えた「ふじ」の直売市に県内外からの客が訪れ、10キロ3000円から3500円の家庭用や贈答用の商品を買い求めていました。
訪れた人は:
「大きくて良いですね」
生産者は:「温度が高すぎちゃって、色付きが遅くなったけれども、今の時期にちょうど間に合うように赤くなりました。だいたい例年並みじゃないか、高くもなく安くもなくちょうどいい」
23年は春先の凍霜害によって収穫量が減ったリンゴ。
県によりますと、24年は霜の被害は少なく当初、豊作だと予想されていましたが、夏場の暑さによって色づきの不良や日焼けがあり収穫量は期待していたほどではないといいます。
リンゴ農家は:
「まあいいんじゃないですか、去年は霜とかにやられてて少なかったけど。でもやっぱ高温障害で色付き悪いし、実割れしているのが多いですね。今年、結構加工の方が多いみたいで傷みとかも多いし」
県園芸畜産課 片桐拓登さん:「今年、降水量が多かったということもありまして病気の発生ですとか、日焼け、そういったものでロスが出てきておりまして」
県では、収穫量を維持するため暑さに強い品種の導入を進めています。
県園芸畜産課 片桐拓登さん:
「シナノホッペ、夏にとれるシナノリップは暑い中でもちゃんと着色するという品種になっています。高温の耐性品種はもちろんですが、いろんな用途に使える多目的ネットを設置することで高温を防ぐということもしています」
また、作業効率をあげる「高密植栽培」という取り組みも行っています。
導線の分かりやすさや剪定の簡単さが特徴で通常は10アール当たり、10本程度だった苗木を300本ほど植えることができ取り入れる農家も増えているということです。
県園芸畜産課 片桐拓登さん:
「やっぱり一番は、旬の時期においしいものを召し上がっていただきたいというふうに思っておりますので、その上で、なかなか農家が栽培を苦労されているということもご理解いただければと思います」
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