顔認証で“エラー”が出るなどのトラブルは約7割

全国の10万人を超える開業医らが所属する全国保険医団体連合会による医療機関へのアンケート調査によれば、当用漢字を読み取れなかったり、顔認証でエラー
が出たりするトラブルは約7割もあるという。

また、このまま12月2日を迎えてしまった場合、「受け付け業務に忙殺される」と予想している医療機関は58.8%、「診察の待ち時間が長くなると思う」が46.8%にも上っていたが、ついにその12月2日がやってくる。

しかも、政府から何の改善策なども無かったという。現場の声は届かなかったことになる。これまでなら、この流れは変わらなかったはずだ。これまでの政治の枠組みであったなら。
10月の衆院選で、自民党と公明党が惨敗し、30年ぶりに少数与党になった。一方で、議席を大幅に増やしたのが立憲民主党だった。その立憲がマイナ保険証の普及が進まず、国民の不安が払拭されないままでの保険証の発行が停止されるのは避けるべきとして、期日を延期するための法案を11月12日に国会へ提出した。