あれもダメ、これもダメ、食べさせてやれないつらさ

調査当日。

イベントには県内外からおよそ20の店が出店しました。

このイベント、じつはアレルギーのある人たちにも安心して楽しんでほしいと企画されたもので店先にはアレルギー対応の食品が並びます。

たこ焼きも米粉。

天ぷらも小麦粉ではなく、米粉で衣をつくっています。

福岡から出店
「アレルギーの方にね、みなさんに天ぷら食べていただきたくて」

このイベントではおもなアレルゲンとされる小麦・卵・乳製品・ナッツの4つについて使われているかどうか店頭に大きく表示しています。

小さい子どもを連れた母親
「食べれるものが無いんよね、お祭りに行ってもあれはダメこれはダメって言っちゃうんで、たべたいねえ、きょうはなんでもたべられるもんね」

国は、アレルゲンとして28品目を定め、そのうち8つについては表示を義務づけていますが、これは製品として売られている食品に限られています。

下関保健所によりますと祭りなどの露店は一定の条件の下で届け出をすれば出店が可能で、アレルゲン物質の使用の有無を表示する義務はありません。