山口県下松市の会社役員の男性(40代)が、暗号資産2172万円相当をだまし取られる被害に遭いました。

警察によると男性は、去年10月、インターネットを通じて知り合った女性名義のアカウントとSNSでやりとりをしていたところ、暗号資産への投資を勧められました。

男性は指示通りに投資をしましたが、女性名義のアカウントと取引担当を名乗るアカウントから「利益総額に対する税金を払う必要がある」「不足していた手数料を払う必要がある」と求められました。

男性は15回に渡って投資や税金などの名目で送金し、暗号資産2172万円相当をだまし取られました。

男性が利益を引き出そうとしたところ「出金には手数料がかかる」と言われて不審に思い、弁護士に相談して被害が発覚しました。

警察によると被害に遭った男性は、このアカウントの女性に好意を抱いていたということです。

警察は、金を支払う前に家族や警察に相談するよう呼びかけています。